井上尚弥のフルトン戦後の記者会見が英訳され海外のボクシングファンが騒然!!

井上尚弥

翻訳:https://x.gd/MKEdY

YouTubeに上がっているマイナビニュースの動画が英訳され海外で話題になっていたので取り上げます。

海外のボクシングファン
L字ガードをトレーニングキャンプ中に「これ使える」と思って練習して実際に上手く行くってヤバない?試合始まった時にガード低くてビビったことを思い出したわ
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海外のボクシングファン
誰かフルトンのスタイルにL字ガードが有益である理由を専門的に説明できる人いる?

海外のボクシングファン
井上はフルトンの右ストレートパンチがオーソドックス(クローズドスタンス)であることに着目して、それだったらリードショルダーを使って上手くブロックができると考えた。そしてL字ガードを使えば、井上のジャブもより速く、さまざまな角度から繰り出すことができる。他のガード (ハイガードなど) は、もっと動きが制限されるからね。

リードショルダーとは半身の状態で前に出てる方の肩。L字してる方の肩。

海外のボクシングファン
なるほど、ありがとう。欠点として反応速度が遅いと右ストレートを食らうリスクがあるけど、リードハンドの汎用性が高いってことね。

リードハンドとは半身の状態で前にある方の手。通常、ジャブを打つ方の手。

海外のボクシングファン
正直なところ、状況によるよ。井上はそれについて詳しく話す必要があるね。おそらく彼は、ボディにより多くのジャブを打ち込みたかったからL字にしたんでしょ。低い位置にリードハンドがあれば、どこを狙おうとしてるのか相手に悟られにくいし、その位置からよりうまくカウンターを狙うこともできる。

エルボーブロックも距離を縮めることができて、フルトンのようなロングレンジの武器を持った相手に対して有効だ。

海外のボクシングファン
井上の思考プロセスに現れる洞察力・ひらめきは素晴らしいね。そしてこうも考えさせる。もし1Rからプレスをかけてたらもっと早いラウンドで終わってたんじゃないかって。

海外のボクシングファン
この試合を見てロマは126ポンドまで体重を落とす可能性はある? 井上が言ったように、ファンは夢を見ることができる。決して実現しない夢でも。

ロマ … ワシル・ロマチェンコの愛称。世界最速の3階級制覇王者。フェザー級でプロのキャリアをスタートさせ現在はライト級で戦っている。

海外のボクシングファン
ロマの年齢を考えたら無理でしょ。むしろ階級上げた方が金になるだろうし、苦労も少ない。まあそれはでかい男たち相手に勝てなくなって彼の評判を地に落とす可能性もあるけど。

海外のボクシングファン
30代半ばになると痩せるのが大変になるから、それをやったドネアには本当に尊敬する

海外のボクシングファン
ジェットコースターのような減量をしないとな。やって欲しいけど

海外のボクシングファン
可能性がないわけじゃないよ。ロマは135ポンドの中では身長低い方だし、126ポンドから始めてるからね。

海外のボクシングファン
ロマはリゴンドーに勝ったとき、体重差のせいでそれほど大きな勝利だと思わないって言ってたし、もっと現実的で注目度の高いターゲットはたくさんいるし、現役生活の残り時間も限られてるから…まぁないな。

海外のボクシングファン
少なくとも井上自身は自分の限界を自覚している。俺はタンク vs 井上の話が出たときには頭がクラクラしたよ

タンク … ジャーボンテイ・デービスのニックネーム。現在服役中。

海外のボクシングファン
これは素晴らしいですね、翻訳ありがとう。ほとんどの記者会見でこのレベルの詳細が得られればいいのに

海外のボクシングファン
俺は少し前に、欧米のほとんどのボクシングアナリストがクソであることに気づいたよ。アメリカの方が若干多いかな。

いろんな愚かな用語を使って説明するけど、どれも自分たちの勉強不足を隠すためのまやかしだ。

放送局は試合の中継や分析に元コーチやボクサーを雇うのをやめるべきだ。元ボクサー視点が一人くらいいてもいいが、全員が元ボクサーである必要はない。

彼らが競技者として優れていたとしても、分析の仕事ってのは要求される能力が別なんだ。元チャンピオンだからといってスポーツ分析の専門知識が保証されるわけじゃない。
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海外のボクシングファン
ああ、昨日2人のアメリカ人解説者が、フルトンが倒されるまでの7.5ラウンドの間ずっと、フルトンが殴られる度にその事実を無視して、フルトンが何をすればいいのかっていうクソみたいな話をしてたのを聞いたよ。

海外のボクシングファン
井上はフルトンを研究する中でフィラデルフィア・シェルの利点を認識し、それを自分のスタイルに取り入れた。ドネアに打たれて以降、この男のディフェンスはますます良くなった。
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海外のボクシングファン
個人的には、フィリー・シェルは両手のガードを戻す時間がない場合の最終手段であるべきだと思う。

子供たちがいつもそれをやっているのを見るとうんざりするよ。

多くのアマチュアボクサーがこういうことをするのはフロイドのせいだ。

フロイド・メイウェザーJr. … フィリー・シェルの使い手として有名。

海外のボクシングファン
ほんとにそれ。フィリー・シェルは完璧じゃないからね。

井上が持ち前の猛烈な攻撃性を失うことなく、それを自分のスタイルの一部として取り込んでいるからこそ価値があるんだ。

海外のボクシングファン
井上やフロイドのような運動能力に優れた選手にとっては依然として有利なスタイルだと思う。だからこそ、アマチュアではほとんどの場合、それが不利だとみなされてしまうんだ。一流なら、確かにフィラデルフィア・シェルは強いスタイルだけど、そうじゃない場合、それは間違いなくガードがザルなだけの弱いスタイルなんだ。

海外のボクシングファン
面白いことにフルトンはフィラデルフィア・シェルを使用できる。たまーに最終手段として使ってる。

海外のボクシングファン
井上はフルトンのフットワークを懸念していて、あまり積極的にプレスをかけたくなかった。彼は試合をジャブの差し合いによる比較的静かな戦いにしたいと考えていた。フィリー・シェルのガードでリードハンドを低くして戦えば、井上はジャブの差し合いで有利になるから試合の大部分でそれをやった。

井上は、練習中は自分もトレーナーも相手の右に警戒していたと言っている。

それと井上がこういうスタイルを採用したのは、たぶんフルトンがそれほどパンチャーじゃなく、右1発だけで井上を倒すことは実際にはできないだろうという考えに基づいていたと想像する必要がある。おそらく今後井上がまともなパンチャーとこのスタイルで戦うのを見ることはないだろう。

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そして彼は右の弱点を餌にして、それが予測可能であるかのように思わせて利点に変えた。

海外のボクシングファン
フィラデルフィア・シェルは、優れた反射神経、タイミング、調整能力を備え、いつそれを使用すべきか、いつ使用すべきではないかを教えることができる優れたコーチを持っているボクサーのためのものだ。調整する必要がある部分が非常に多く、人によって調整箇所が違うから、ほとんどのボクサーにとってはそのスタイルを採用するのは避けたほうが良い。井上はそれを実行するのに必要なものを持っているように見えるが、多くの日本のコーチがそれを完璧にする方法を本当に知っているとは思えないから大きなリスクがある。でも日本人ボクサーがこれほどうまくやっているのを見たことがない。俺は若い頃、スパーリング中にフィラデルフィア・シェルをよく使った。やってて楽しいけど、実際には格下相手にしか通用しなかった。俺は背が高すぎて、肩が小さすぎた。もし自分のボクシングスタイルと体型に合った他のテクニックや戦略に集中していたら、もっと優れたボクサーになっていただろうし、頭部へのパンチを何発も受けずに済んだだろう。俺は64〜69kgで184cmだったから、そうだな、10代の頃はフロイド・メイウェザーよりもトーマス・ハーンズを見ていたほうがよかっただろうな…笑

海外のボクシングファン
フロイド・メイウェザーは古典的なガードのみを使用していても同じくらい支配的だったと思うよ。実際、彼は必要と感じたときはいつでも両腕を上げてたし。

海外のボクシングファン
これは非常にまれに使用されるべきニッチなテクニックだと思う。ほとんどのボクサーにとって、メインガードであるべきではない。

海外のボクシングファン
僕はまだ昨日何が起こったのかを頭の中で理解しようとしているよ。

たとえ井上が勝ったとしても、彼がフルトンをあんな風にわからせるとは予想もしていなかった。井上にはあのワンパンパワーがあるから、どんな戦況であってもKOで勝てるということは誰もが知っていたけど、彼はただKOしただけじゃなく、ボクシングのレッスンを施して、そしてKOしたんだ。

統一王者で無敗の世界チャンピオンを相手に。

階級を上げたばかりで、その階級での初戦に臨む選手が。

こんなことある??
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海外のボクシングファン
井上にとってはこれが調整試合だった。相手がたまたまフルトンだっただけで。

海外のボクシングファン
同感だ。ま~た別の日本人ボクサーが最も高い国際レベルの舞台に上がってきて破壊されるんだろうと思ってたけど、ああ、俺が間違っていたんだな。この男はパッキャオのスピードとパワーを思い出させるが、より技術的に熟練していて、パッキャオよりもミスが少ない。彼は今後5年間で自分の階級、そしておそらくはさらに上の階級を支配するだろう。

海外のボクシングファン
ああ、俺もそれをずっと言ってきたよ。彼はボディビル的なことをやってウェルターまで行ったパックのように体をでかくできないと思うけど、技術的にはパックよりも優れている。井上ファンとして、彼に牛のマッスルジュースを飲ませてどこまで体をでかくできるか試してもらいたいと思ってるけど、それは彼が望む方向とはまったく違うよね

パック … マニー・パッキャオの愛称。

海外のボクシングファン
はは、牛のマッスルジュースを飲ませてやれ

俺が気にかけてるのは井上の年齢のことだ。もう30歳だ。「グレート」の太鼓判を押されるまでの期間がもう残り少ないんだ。あと2~4年でスピードが衰え始めるだろうから、それまでに良い試合を見つけて、階級を上げて、その力が並外れていることを示して欲しいんだ。

海外のボクシングファン
井上がフルトンのスタイルとリングIQのレベルにどう対処するか見たかったから、ずっと待ち望んでいた試合だった。そして…ああ…俺は衝撃を受けたよ。そしてもっと長いラウンドまでもつれこむと思っていたから賭けたお金も失った笑

海外のボクシングファン
井上は試合前にフルトンを称賛し、フルトンを知的なファイターと呼び、敬意を表し、広告には「Fulton vs Inoue」とフルトンの名前を先に銘を打たせた。フルトンは日本でも尊敬されていた。それでも彼は「井上はそれほど良くない、ジムで彼のような選手をたくさん見てきた」と鼻息が荒かった。井上はパワー以外に特別なものがあるわけじゃないと彼のスキルに疑問を抱いていた。「日本人がこういうことをやっているから褒められてるだけだ」と。彼と彼のピエロチームは日本に行ったが、彼らに敬意を示す国で無礼な態度を取り続けていた。フルトンが退場する際に彼らはブーイングさえしなかったし、彼がリングを去るときにはスタンディングオベーションが起こった。
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海外のボクシングファン
>「日本人がこういうことをやっているから褒められてるだけだ」

そうだ、俺は彼の言うことが気に入らなかったし、無知な発言だと思った。井上が賞賛を得ているのは人種のおかげじゃなく、複数階級制覇のチャンピオンであり4団体統一王者だからだ。
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海外のボクシングファン
彼が侮辱のつもりで言ったとは思わない。日本のファイターがこれほどのレベルの成功を収めることはおそらくまれだし、その結果、誇大広告とファンファーレが増大するから彼はそう言ったんだろ。でも、井上の強さが誇大広告だっていう主張は最初のドネア戦の後には消えるべきだったな
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海外のボクシングファン
はいソース。このインタビューを通してフルトンは井上を侮辱していた。

海外のボクシングファン
こんなこと言ってたなんて知らなかったよ。失礼だし、かなり人種差別的な男だ。

海外のボクシングファン
このめちゃイカしたTシャツ欲しい

海外のボクシングファン
ほらよ
たったの300ドルだ

海外のボクシングファン
どんだけ高いんだよww絶対買わないわwwww

  1. 名無し より:

    日本はアメリカメキシコの次に世界チャンピオンを輩出してるのに舐められすぎだろw

  2. 匿名 より:

    そもそもレベルが高い日本人選手は普通に世界チャンピオンになってるけどな。てかアメリカ人より多いだろ。体格的に重い選手が少ないだけで

  3. 匿名 より:

    フルトンは人間としては下の下